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サステナビリティ

夢のあるたくましい会社で、
持続可能な社会の実現を目指します。

私たち、フジ日本精糖株式会社の企業理念は、
“私たちは、「夢のあるたくましい会社」を目指し、健康な生活づくりに貢献します。”というものです。

私たちは、この企業理念の実現のため、
① 社会に貢献する企業活動の徹底
② 地球にやさしい環境の強化・拡大
③ 人間尊重を基本とした企業文化の形成

を重要な経営課題の一つとして捉え、従前よりこれらの課題に取り組んでまいりました。
持続可能な社会の実現に向けた活動の重要性が一段と増すなか、全社が一丸となってこれらの活動を更に深化させ、
サステナビリティ経営を推進することで、持続的な成長を目指してまいります。

代表取締役社長 曾我 英俊


重要課題と解決への取り組み

フジ日本精糖が取り組む3つの重要課題

課題1:社会に貢献する企業活動の徹底

フードサイエンス技術を通じ、健康な生活を

長年培った食品科学技術をベースに、新たな付加価値を創造します。

主な取り組み

  1. お砂糖から広がる健康で豊かな暮らし
  2. サトウキビ由来、食物繊維”イヌリン”の普及

SDGsとの関連性

すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進。

具体的なアクション

お砂糖から広がる豊かな暮らしをサポート

お砂糖で心も身体も健やかに

砂糖は脳の唯一のエネルギー源であり、身体や心を健康に保つために必要な栄養素で、以下の効果があります。

  • 疲労回復効果、筋肉のパフォーマンス向上
  • リラックス、癒し効果
  • 情緒の安定や記憶力向上

お砂糖で豊かな食生活を

砂糖の持つ“甘い”だけではない機能。
料理やお菓子作りにおいて多くの効果を発揮し、食生活を豊かに彩ります。

具体的なアクション

サトウキビ由来、食物繊維”イヌリン”の普及

不足している食物繊維

食物繊維の摂取量は、男女ともに3g程度目標摂取量に届いていません。
食物繊維の不足は、生活習慣病のリスクにも関係することが報告されており、「摂りたい栄養素」として注目されています。
サトウキビ由来の食物繊維イヌリンは、その自然な甘みと使いやすさから、市販の焼き菓子や乳製品などに使用されており、食物繊維プラスの生活を身近にします。

腸内環境改善だけではない

イヌリンは「整腸作用」のほかに、「食後血糖の上昇抑制」、「血中中性脂肪の低下」の機能性表示が可能で、血糖値や血中中性脂肪が気になる方の健康をサポートします。
また、2023年には食物繊維として初の「肌バリア」機能がラインナップに加わり、そのほか活気・活力、疲労感改善などメンタルヘルスケアへも効果があることが報告されています。

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企業市民として地域の活性化に貢献

よき企業市民として絆を大切にし、地域の人や社会と触れ合える企業を目指し、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。

主な取り組み

  1. はないく活動
  2. 屋上緑化プログラム、Edible KAYABAENの協賛
  3. フジ育英会運営
  4. 地域の清掃活動
  5. 職場体験学習の受入れ
  6. 福祉施設へカレンダー寄贈
  7. シルバーカー寄贈
  8. 車椅子寄贈
  9. ボランティア活動支援
  10. 献血運動

SDGsとの関連性

住み続けられるまちづくりを

都市と人間の居住地を包摂的かつ安全、強靭なものにし持続可能な状態。

パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な発展に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化。

具体的なアクション

はないく活動

キープ事業部は、花とつくる豊かな暮らしをテーマに花のある生活の魅力、豊かさを家庭生活の中に取り入れてもらいたいと考えています。
花をみて、「かわいい」「キレイ」「いい香り」とお花を身近に感じてもらうことがはじめの一歩です。
はじめの一歩のきっかけ作りに、こどもの頃からお花に親しみをもってもらいたいと思い、2009年から花育活動を実施しています。

具体的なアクション

Edible KAYABAENへの協賛

平和不動産・ユニバーサル園芸社・エディブル・スクールヤード・ジャパンが運営する、”育てる・食べる・学ぶ”ルーフトップガーデン「Edible KAYABAEN」プロジェクトに協賛しています。
「食」についての持続可能な地域循環の実現と教育の実施、それに豊かな地域社会に向けた取り組みをサポートします。

課題2:地球にやさしい環境の強化・拡大

フードテックで持続可能な食料生産を

フードテックで持続可能な食料生産を

食品会社として培った経験をもとに、フードテック領域の研究開発・投資を通じ、持続可能な食料生産の実現を目指します。

主な取り組み

  1. (株)Tastable社での代替肉開発・製造販売事業
  2. Day Plus (Thailand)でのロングライフ製菓製パンの製造販売事業

SDGsとの関連性

飢餓をゼロに

食糧の安全確保と栄養状態の改善を達成、そして持続可能な農業を推進。

具体的なアクション

(株)Tastable社での代替肉開発・製造販売事業

食品物性改良技術で開発した、”NIKUVEGE”(ニクベジ)シリーズでは動物性の原料を一切使用することなく、本物の肉総菜のような味と食感を再現いたしました。
NIKUVEGEの販売拡大を通して、多くの人が日常的に食べたいと思う代替食品創りを加速させます。

具体的なアクション

Day Plus (Thailand)でのロングライフ製菓製パンの製造販売事業

タイ国でロングライフパンの製造・販売事業を、パートナーの丸中製菓株式会社と共に行っております。
食品廃棄率の高い製菓製パン事業ですが、独自の技術で賞味期限の長い製品の製造販売を通じ、流通過程での廃棄の削減を実現しております。
また、災害時にあると便利、備えて安心な食品として、社会に貢献しています。

キープ・フラワーでお花長持ち

廃棄ロスは食品に限りません。切り花栄養剤キープ・フラワーで、ご家庭でも生花店でも切り花をより美しく長持ちさせて、廃棄ロスを削減します。また、水替えの回数も減らせるので水資源の保全にも繋がります。

SDGsとの関連性

つくる責任つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンの確保。

具体的なアクション

切り花のロス削減・水資源の保全

キープ・フラワーは、花びんの水に入れるだけで切花への栄養補給、花びんの水の腐敗を防止する切花栄養剤です。

生花店様や消費者の皆様にキープ・フラワーを利用して頂くことで、切り花をより美しく長持ちさせ、切り花のロスを削減し、また水替えの回数を減らすことで水資源の保全にも繋がります。

また、商品には地球環境に配慮したボトルフィルムやFSC認証を取得した森林から生産された梱包箱を利用し、地球環境にも配慮しています。

キープ・フラワーを通じて、地球とともに、花のある豊かな暮らしの普及に貢献していくことを目標としています。

課題3:人間尊重を基本とした企業文化の形成

多様な人財で、働きがいのある企業文化を

  • 従業員の心身と心の健康状態に配慮し、職場環境の向上に取り組んでいます(ストレスチェックの実施/ヘルスケア研修)
  • キャリア開発の機会を平等に提供しています(自己啓発支援/通信教育/語学留学プログラム)
  • 働き方改革に取り組んでいます(育児に関する制度/ノー残業デーの推進)
  • ジェンダー平等の実現に取り組んでいます(女性管理職の登用)

SDGsとの関連性

すべての人々に健康と福祉を

あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進。

質の高い教育をみんなに

すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進。

ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る。

働きがいも経済成長も

すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーゼント・ワークを推進。


弊社の電力は大東糖業㈱が発電したグリーン電力を使用しています。

大東糖業㈱の製糖工場がある沖縄県の南大東島では産業の大半をさとうきび農業で占めています。サトウキビは、植え付けから製糖工程中に発生する副産物まで余すことなく使用出来るエコな作物です。

SDGsとの関連性

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

すべての人が、安くて安全で現代的なエネルギーをずっと利用できるように。

気候変動に具体的な対策を

気候変動から地球を守るための行動を実践。

エコな作物サトウキビ!

サトウキビは植物の光合成の種類の中でC₄型という分類に入り、大気中のCO₂濃度が高くても低くても、他の植物よりもCO₂の吸収量が多く、また、光合成のスピードが速いため、晴れている日は光が強いほど多くのCO₂を吸収します。
サトウキビは、栽培期間が8〜18ヶ月と稲などの作物より長く、年間を通して栽培をしている状態となり、常時CO₂が吸収されていることになります。

サトウキビの搾りかすをグリーンエネルギーに!

砂糖を作る最初の工程でサトウキビを絞る作業に入ります。搾りきった残りを「バガス」と言い、これを燃料としてボイラーを稼働させると蒸気が作られます。この蒸気を用いてタービン発電を行うことにより、工場内すべての電力を賄うことができるのです。それでも余ったバガスは、肥料として畑に撒くことできるので、サトウキビは余すことなく使えるとてもエコな植物なのです。

カーボンニュートラルって?

物質を燃やすとCO₂が発生します。しかし、バガスを燃やしている製糖工場の周りには、広大に広がるサトウキビ畑があるため、CO₂を吸収し炭素へと循環させているのです。
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」※ から、植林、森林管理などによる「吸収量」※ を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

※ここでの温室効果ガスの「排出量」「吸収量」とは、いずれも人為的なものを指します。
カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。

グリーン電力とは?

 グリーン電力とは、風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの自然エネルギーにより発電された電力のことです。石油や石炭などの化石燃料による発電は、発電するときにCO₂(二酸化炭素)が発生しますが、自然エネルギーによる発電は発電するときにCO₂を発生しないと考えられています。また、再生可能であるため環境への負荷が小さいエネルギーです。


環境方針

フジ日本精糖株式会社は、「食を科学し世界をパワフルに!」というパーパスの実現に必要不可欠な「持続可能な生物資源」を約束するために、以下の環境方針を定め、これに基づき行動します。
限りある地球資源を有効利用するため、全社において省エネルギーを推進し、温室効果ガスである二酸化炭素の排出抑制に努めます。

  • 環境にやさしい、製品開発、製品製造、プロセス改善に努めます。
  • 当社の事業活動において、環境に関する法規制及び当社が同意するその他の要求事項を順守します。
  • 地域環境活動に対して積極的に支援します。
  • 環境マネジメントシステムを維持し、継続的に改善することで、事業活動全般における環境負荷を低減させ、環境汚染の予防に努めます。

この環境方針を従業員及び組織内で働くすべての人に周知徹底し、方針達成のために、環境目的・目標を設定し、マネジュメントレビューで定期的に見直します。

お問い合わせ

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