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Fuji FF / Fuji FF HSの特長

Fuji FF/Fuji FF HSは世界で唯一、イヌリン合成酵素により砂糖から作られた非常に純度の高いイヌリンです。また、独自の技術で鎖長をコントロールしております(国内外において製造特許を取得済み)。これにより、高品質イヌリンの安定供給が可能です。当社では通常タイプのFuji FF、低鎖長で溶解性に優れるFuji FF HSの2種類の製品を取り扱っております。
製品は当社タイ工場であるFuji Nihon Thai Inulin Co., Ltd.で製造しています。詳しくはこちら

Fuji FF

鎖長分布 3-30(Av.14-16)

G:グルコース F:フルクトース

Fuji FF HS

鎖長分布3-20(Av.8-10)

G:グルコース F:フルクトース


Fuji FF / Fuji FF HSの用途例

Fuji FF/ Fuji FF HSは菓子類、乳製品、惣菜など幅広い食品に多様な用途での利用が可能です。

食物繊維強化

Fuji FF/ Fuji FF HSの食物繊維含有量は94.7%以上(Dry)と高いため、食物繊維が強化できます。

糖質代替

糖質含量が低く(およそ5g/100g以下)、糖質素材と置き換えてボディを作ることから幅広い糖質オフ製品での利用が可能です。

物性・食感改良

食品に添加することで、物性・食感改良効果が期待できます。

対象食品効果
焼菓子サクサク感向上
アイスクリームなめらかさ向上・氷結晶防止
フィリングボディ感の付与

マスキング

食品に添加することで呈味のマスキングやエンハンスが可能です。

対象食品効果
青汁苦味・渋み抑制
タンパク素材(コラーゲン等)タンパク臭抑制
スープ・つゆ旨味UP

減塩

減塩食品に配合することでうまみの増強や、減塩素材の呈味を改善することが可能です。

対象食品効果
味噌汁・スープ・シーズニングなど20~30%減塩、塩味のエンハンス

機能性データ

整腸作用

イヌリンは小腸での消化を受けずに大腸でビフィズス菌などの善玉菌を増やします。また、善玉菌が短鎖脂肪酸を産生し腸内有害細菌の増殖を抑えることで腸内環境を改善し、さらに腸のぜん動を促進させることで排便を促しおなかの調子を整えることが報告されています。

出典:薬理と治療(2019),47(8),479-483

食後血糖値上昇抑制

イヌリンにより増殖したビフィズス菌は短鎖脂肪酸を産生します。短鎖脂肪酸は、腸管内のL細胞に作用することでインスリンの分泌を促進させ、また食後に上昇する血糖の臓器への取り込みが促進されることで、食後の血糖値の上昇を抑制します。その他、イヌリンは小腸におけるグルコースの吸収を抑制することも報告されています。

出典:J Agric Food Chem(2005),53(4),1246-53

血中中性脂肪の低下作用

イヌリンにより増殖したビフィズス菌は短鎖脂肪酸を産生します。これら短鎖脂肪酸が様々な臓器に作用することで、脂質・エネルギー消費の増加、中性脂肪の合成を抑制、食欲を抑制することにより脂質代謝を改善し血中中性脂肪を低下させることが報告されています。

出典:Eur J Clin Nutr.(1999),53(9),726-33

肌質改善

腸内環境は、お肌の状態と密接に関係していることがわかっています。イヌリンは腸内環境を改善することで肌の保湿力(バリア機能)を高め、肌の弾力を維持する作用を持つことが報告されています。

出典:薬理と治療(2022),50(5),927-935

その他アプリケーション

弊社でもFuji FFを使用したアプリケーションを開発しており、その情報を参考に各メーカー様へさまざまな商品のご提案をさせていただいております。当社で開発したFujiFFを使用したアプリケーションについては会員登録をしていただくとご覧いただけます。


各種認証

Fuji FF/ Fuji FF HSの製造会社であるFuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltdでは、各種認証を取得しております。各種認証の詳細についてはお問い合わせください。
FSSC22000 / GHPs / HACCP / Kosher / HALAL

お問い合わせ

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