企業理念

フジ日本精糖株式会社は、2001年にフジ製糖株式会社と日本精糖株式会社が合併した会社ですが、設立は1949年であり70年以上の歴史があります。当時、創業者は戦後の食料不足の中、日本人に必要な甘味食料を提供したい、日本人の食生活を豊かにしたいという志のもとに工場を建設し精糖会社を設立しました。 

現在は、当時に比較してはるかに豊かな時代となりましたが、世界的な人口増加、地球温暖化、地政学的リスクの顕在化、日本における高齢化社会の到来など非常に難しい社会経済環境となり、SDGsを制定するなど持続可能な社会の実現が世界の重要課題となりました。

そのような状況の中で、昨年当社は、社会における当社の役割を考え「食を科学し、世界をパワフルに！」というパーパスを制定しました。持続可能な生物資源を元に、当社ならではのフードサイエンス技術により付加価値を生み出して世界の人々をパワフルに、元気にしようというものです。また、精糖メーカーとしての長い歴史を大切にしながら、次のステップであるフードサイエンスカンパニーへ飛躍することをめざして長期ビジョン「Next Vision 2040」を策定いたしました。

食に携わる会社として安全・安心を第一に、持続可能な社会の実現を目指し、社会貢献と企業価値の最大化に向けて邁進してまいります。