IR 平成13年度

ニュースリリース

2001.12. 3 日経産業新聞

工場跡地を賃貸
横浜 コーナン商事に20年間

 日本精糖とフジ製糖が10月に合併して発足したフジ日本精糖は11月30日、合併に伴って閉鎖した旧日本精糖の工場跡地をホームセンター大手のコーナン商事に賃貸すると発表した。賃貸料で安定収入を見込む。主力の砂糖事業は原料や製品相場の変動に伴って業績が揺れる傾向にあるため、土地の賃貸事業を新たな収益源として相場の変動リスクを回避する。
 賃貸するのは旧日本精糖横浜工場の跡地約2万平方メートル。2003年7月にコーナン商事と20年の期間で定期借地契約を締結する。コーナン商事はこの土地に日用雑貨などを販売するホームセンターを建設する。2002年11月に着工し、2003年7月をめどにオープンする予定。
 フジ日本精糖は毎年約4億円の収入を見込む。「日本精糖とフジ製糖を合わせた経常利益は過去3年間で年平均約5億-6億円。賃料収入の業績への寄与度は相当高い」(渡辺彰三社長)という。
 同社は主力の砂糖事業に加え、フジ製糖が展開してきた食品事業と賃貸収入の3事業を柱にして、2004年3月期をめどに経常利益を2ケタに引き上げる計画。食品事業は脂肪の代替原料になる砂糖から抽出する新素材「イヌリン」の生産・販売が中心。
 フジ日本精糖は旧日本精糖の横浜工場の年間約5万4千トンの生産分のうち大部分を塩水港精糖と東洋精糖が共同生産する太平洋製糖(横浜市)に出資して生産移管した。
 残る部分も旧フジ製糖の清水工場(静岡県清水市)と和田製糖(東京・中央)に移した。

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