砂糖Q&A:品質編

砂糖に関する質問

原料糖の原産国はどこですか?

砂糖の原料である原料糖は、海外からはタイ、オーストラリア、フィリピン、南アフリカ、フィジー、ブラジルから輸入しています。

国内では、沖縄、鹿児島で栽培された“さとうきび”と、北海道で栽培された“てんさい”より作られた原料糖を使用しています。

“さとうきび”および“てんさい”は、北半球の国では11月から4月、南半球の国では5月~12月にかけて収穫され、現地の製糖工場にて原料糖となります。この原料糖を国内の精製糖工場にて精製し、上白糖・グラニュ糖などの製品にしています。

砂糖が白いのはなぜですか?漂白剤を使っているのですか?

砂糖の主成分はショ糖という白色で甘味のある結晶です。ですから、純粋な砂糖は本来真っ白なものです。また、砂糖の結晶はもともと氷と同じように無色透明ですが、砕いた氷や雪と同じように結晶の粒子が小さくなると光の乱反射によりキラキラ光って白く見えるのです。

砂糖の原料の中には、色々な不純物が入っているため、精製糖工場では原料糖を再び溶かし、残っている不純物をすっかり除いてきれいな糖液にします。この糖液を煮つめて濃くし、さらに真空結晶缶で煮つめて砂糖の結晶を作ります。これを遠心分離機で結晶と蜜に振り分け、純度の高い真っ白な砂糖ができ上がります。従って漂白剤などは一切使用していません。

三温糖はなぜ色が着いているのですか?またミネラルが多いって本当ですか?

工場ではグラニュ糖などの白い砂糖が先にできます。残った糖液にはまだ、糖分が残っていますから、再び煮つめて結晶にする工程を繰り返します。このような工程を繰り返すうち、加熱によって糖液に色が着いてきます。この糖液からできるのが三温糖です。

三温糖はグラニュ糖などに比べミネラルを多く含んでいます。しかし、その含有量は、グラニュ糖が約0.01%、三温糖が約0.2%(100gで0.2g)と微量です。砂糖はご飯のように大量に食べるものではないので、砂糖から無理にミネラルをとるのではなく、野菜や海藻類などからバランスよくとることが大切です。

砂糖の保存方法を教えてください。また固まった砂糖はどうすればいいですか?

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砂糖の保存は密封できる容器に入れて、温度や湿度があまり変化しない場所に置いてください。砂糖は安定した食品なので、保存方法が良ければ長持ちします。

もし、砂糖が固まってしまった場合には、ビニール袋に移して霧を吹き、口を輪ゴムで止めて1時間くらいおけば元に戻ります。また、電子レンジで軽く温めても、砂糖の結晶と結晶の間の蜜が溶け、元に戻ります。

砂糖の賞味期限を教えてください。

砂糖は品質の変化がとても少なく賞味期限はありませんので、安心して長期保存できます。でも、砂糖を長く置くとまわりが黄色く変色することがあります。これは砂糖に含まれる微量のアミノ酸がメイラード反応と呼ばれる化学反応を起こし、褐色化するためです。

味が変わったり、甘さが落ちることはほとんどありませんから心配はいりません。